協議会の基礎情報
INFORMATION
ねぎまち協議会とは
「米軍根岸住宅地区返還・まちづくり協議会(略称:ねぎまち協議会)」とは、根岸住宅地区民間土地所有者等によって平成24年に発足した地権者組織です。
ねぎまち協議会では、接収の歴史的な経緯を踏まえつつ、民間土地所有者等がお互いの意見や課題を共有し、返還に関わる諸問題や返還後のまちづくりを考え、根岸住宅地区における将来の良好なまちづくりを推進することを目的としています。
協議会の構成
ねぎまち協議会には総会、役員会、検討部会、懇談会の4つの会議があります。 各会議の位置付けについては以下のとおりです。
① 総会:毎年5月に会員によって開催される、協議会全体の意思決定を行う場。
② 役員会:12名の役員で構成され、協議会の運営方針について検討する場。
③ 検討部会:役員と立候補者等を合わせた約20名の部会員で構成され、国との協議を行う場。
④ 懇談会:各会議体での進捗状況等について、地権者に対し情報共有を行う場。非会員も出席可能。
協議会の活動
横浜市と協働して懇談会等を開催し、専門家の先生を交えて、将来のまちづくりをどのように進めていくかを検討しています。
こうした活動の中で、平成29年には、まちが目指すべき将来像や土地利用の方向性を示した「まちづくり基本計画(協議会案)」を策定しました。
また、令和3年3月には、協議会案を基に横浜市が「根岸住宅地区跡地利用基本計画」を策定し、根岸住宅地区における土地利用の基本方針を定めました。
〈まちづくり基本計画(協議会案)〉
○まちづくり基本計画(協議会案)の位置づけ
1.ねぎまち協議会が平成22年から検討してきた成果として取りまとめた案です。
2.今後、この案を基に国等関係機関との協議をより具体的に進めていきます。
3.この案を更に魅力あるものにするよう様々な可能性を検討していきます。
○まちづくりのテーマ
多世代が息づき、緑と文化の風かおるまち
○まちづくりの方向性
自然や緑が身近に感じられる、環境と共生するまち
・根岸住宅地区の魅力である「眺望」や「緑」を生かした公園を設け、緑の回遊空間を確保します。
・自然エネルギーを積極的に活用していきます。
開放的で空間にゆとりの感じられる、質の高いまち
・景観に優れた質の高い、連続性のあるまちなみを形成します。
・空間に広がりの感じられるゆとりあるまちを目指します。
高齢者をはじめ、いろいろな世代の人が住めるまち
・敷地の規模や建物の種類(戸建住宅・低層マンションなど)を工夫し、いろいろな世代の方が住めるまちを目指します。
・ミニバスなどによる交通利便性の向上や生活利便施設の配置により、子供から高齢者まで日常生活を送りやすい環境を整えます。
安全・安心なまち
・道路や公園等のバリアフリー化、セキュリティの向上、通過交通を減らす工夫、防災機能などにより、誰もが安心して住めるまちを目指します。
コミュニティのつながりが感じられるまち
・いろいろな世代がコミュニケーションを図りながら健康に暮らせるまちを目指します。
・住民の安全・安心やまちなみの維持につなげるため、行政区の垣根を越えた一体的なコミュニティを形成します。
○土地利用図